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2024年11月18日更新

おすすめ英字新聞6紙を徹底比較!英字新聞の選び方と英語力アップにオススメの【英字新聞】をご紹介!

英字新聞を読んでみたい!」という英語学習者は多いのではないでしょうか。

実用的ですし、英字新聞を読む姿ってなんだか格好よくて憧れますよね。

しかし「なんだか難しそう」というイメージがあったり、どれを選べばいいのかわからなかったりと、なかなか手を出しにくいと思う方も多いようです。

そこで今回は、初心者でも手を出しやすい英字新聞を紹介!

大手新聞社の英字新聞を比較します。

 

さらに「英語の勉強には英字新聞がオススメ」と聞いたことありませんか?

リーディング、語彙を鍛えられて、実用的な英語が学べる英字新聞は、うまく使えば超有能な英語教材です。

しかし、どうしても難しそうなイメージがありますし、「本当に効果があるの?」という疑問や不安もありますよね。

英字新聞は自分のレベルや読む目的に合わせて使うと、英語を効率的に勉強できます。

英字新聞はその名の通り、国内外のニュースを英語で掲載している新聞です。

元々は日本在住の外国人向けに作られたものですが、日本人の英語学習教材としても活用されています。

現在の英字新聞を大きく分けると、在日外国人や海外のニュースを知りたい人向けの英字新聞と、学習教材としての色が強い英字新聞の2種類があります。

「オススメの英字新聞」について調べると、語学学習に使いやすい英字新聞を紹介されることが多く、外国人や英語でニュースを読みたい人向けの、本来の英字新聞の情報って案外ないものです。

 

そこで今回は、英字新聞を読むメリットや選び方、どんなふうに活用すればいいのかをご紹介します。

がってん編集部の関口です。
「英字新聞を読んでみたい!」と思っても、なかなか手を出しにくいですよね。難しいイメージがありますし、どの英字新聞を選べばいいのかわからない方も多いでしょう。そこで、今回は初心者向けに英字新聞を徹底解説。英字新聞を読むメリットや初心者が選ぶときのポイント、大手新聞社が発行する英字新聞の比較をご紹介します!

英字新聞を読むメリット

英語学習に使える教材は、参考書や洋書、リスニング用のCD等様々です。

そんな中で英字新聞を使うメリットはどのようなものがあるでしょうか。

実用的な語彙が身につく

英字新聞を読むことで語彙力が向上します。

語彙力向上という点で参考書や英単語帳との大きな違いは、英字新聞に記載されている内容は主に最新のニュースという点です。

世の中で起こっていることが書かれているので、ビジネスシーンで使える実用的な英単語が使われています。

政治や経済に関する英単語はよく出てくるので、絶対に覚えておきたい頻出英単語が自然と身につきます。

試験のために英語を勉強するなら試験用の英単語帳が有効なこともありますが、日常的に英語が使えるようになりたいなら実践的な英語を学べる英字新聞が効果的です。

リーディング力の向上

英字新聞を読むことでリーディング力が向上します。

英字新聞に書かれている内容は、普段から日本語の新聞やニュース番組で目にする内容です。

ニュースの背景や予備知識を知っているので洋書を読むよりイメージしやすく、多少難しい英文でも読みやすいです。

また、英字新聞に使われているのは正確な英語といえます。

日本語の新聞でも、言葉の使い方や言い回しなどを何度も校正した、正しい日本語が使われています。

同じように、英字新聞に使われているのも正しい英語なので、毎日読んでいれば正しい英語が身につきます。

習慣化しやすい

言語習得で大切なのは毎日その言語に触れること、すなわち習慣です。

少しずつでも毎日英字新聞を読んでいると、自然と英語学習を習慣化できます。

英語学習をしようとしてもついついサボってしまいがちな人も、定期的に英字新聞が自宅に届けば「英語学習しよう」とスイッチが入ります。

毎日英語の勉強をする習慣ができていない人は、英字新聞を読むことから始めてみるのがおすすめです。

時事ニュースがわかる

単に英語の教材として使えるだけでなく、時事ニュースの情報収集という新聞本来の使い方も、もちろん可能です。

英語の勉強と情報収集が一度に行える、一石二鳥の勉強方法です。

使われている言語は英語でも、国内発行の英字新聞なら国内ニュースも扱っており、普通の新聞と同様に世の中の動きがわかります。

海外発行の英字新聞は国内発行と比べると海外の話題がかなり多いですが、それ以上に違うのは記事の目線です。

日本語の新聞は日本人が日本人に向けて書いているので、海外の話題でも日本人の目線で書かれています。

海外発行の英字新聞はグローバルでフラットな目線で書かれており、同じ内容でも国内発行と海外発行は受ける印象が違います

どんなニュースを読みたいかで新聞を選ぶと、興味がある内容が書かれているので英語学習が苦になりません。

英字新聞の選び方

英字新聞は細かく分ければ色々種類があります。

英字新聞に興味があっても、「どの英字新聞を選べばいいのかわからない」という方も多いんじゃないでしょうか。

英字新聞選びで見るポイントをご紹介します。

英字新聞の種類

英字新聞には、大きく分けて以下の2種類あります。

  • 国内発行の英字新聞
  • 海外発行の英字新聞

国内発行の英字新聞は日本語の新聞を英訳した記事が多く、日本国内のニュースが多く扱われています

英語学習者向けに発行されているものもあり、和訳や用語の解説が着いている英字新聞も多くあります

海外発行の英字新聞は、海外で読まれている新聞と同じものです。

ニュースの内容は各国のローカルニュースなど、日本の新聞ではなかなか得られない情報を得られます。

 

海外の時事ニュースに興味がある方は海外発行の英字新聞がマッチしますが、英語学習が目的なら国内の新聞社が発行している英字新聞がオススメです。

遠い海外のニュースより、身近な国内のニュースのほうが興味を惹かれますよね。

英字新聞を使った英語学習は継続が命

継続して読み続けるには興味、関心ある内容であることが重要です。

発行は国内?海外?

英字新聞には国内発行と海外発行があります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

国内発行
  • 国内の話題が多い
  • 英語学習者を意識した新聞が多い
  • 新聞によっては日本語の新聞と読み比べできる
海外発行
  • 海外の話題が多い
  • 日本語の解説がないのでより多くの英文が読める
  • 英文、英単語の難易度は高め

国内発行の英字新聞は国内の話題が多く、身近なため頭に入りやすいです。

国内の英語学習者を意識した英字新聞があり、英文を日本語で解説するなど初心者向けの新聞も多いです。

読売や朝日など大手新聞社が発行している英字新聞には、日本語の新聞と同じ記事が掲載されることがあるので、日本語と英語を同じ内容で読み比べできるのも特徴です。

 

海外発行の新聞は日本語の新聞ではなかなか手に入らない海外の情報が多く、外国の最新ニュースを知りたいならオススメ。

日本人を意識した内容ではないので日本語の解説はありませんが、その分英文を多く読めます。

リーディングスピードを上げるために、とにかく多くの記事を読みたい場合、国内発行の解説が邪魔になることがあります。

また、日本人向けに発行されているわけではないので、使われている英語は国内発行よりも難しいです。

 

基本的には国内発行の英字新聞を選んでおけば問題ありません。

すでにある程度英語ができる方や、より多くの英文に触れたい方、海外の話題を取り入れたい方は海外発行の英字新聞も検討しましょう。

発行媒体

英字新聞には紙媒体と電子版があります。

それぞれのメリット、デメリットを紹介します。

媒体メリットデメリット
紙媒体
  • マーカーや付箋など手を加えやすい
  • 一覧性が高い
  • 習慣化させやすい
  • 携帯性が低い
  • 興味がない記事も目に入る
  • すべて有料
電子版
  • 記事読み上げでリスニングも鍛えられる
  • 外出先でも簡単に利用できる
  • 興味があるジャンルの記事を探しやすい
  • ノートなどにまとめるには不向き
  • 画面の大きさ次第では読みにくい
  • 長く続けるハードルが高い

紙媒体だと紙面に直接書き込んだり、切り取ってノートにまとめるなどカスタマイズしやすいのが特徴の1つ。

新聞を開いたときの一覧性が高く、見出しを見るだけで大まかなニュースは把握できます。

現物が手元にあると「英字新聞を読もう」という気になりやすく、電子版よりも習慣化しやすいです。

デメリットとして持ち運びしにくい、基本的には無料で利用できない点があります。

また、一覧性の高さはメリットの1つですが、興味がない情報も目に入ってくるので特定のジャンルだけ読みたい場合には記事の探しにくさがデメリットになります。

 

電子版はスマホがあればいつでも見られる携帯性や、大抵はジャンル分けされているので好きな記事だけをサッと見られる点などがメリットにあげられます。

記事の読み上げ機能は紙媒体ではどうしてもできないことなので、電子版だからこそのメリットです。

記事を切り取ったり書き込んだりはできないのでカスタマイズ性が低く、ノートにまとめるような使い方はできません。

英語勉強のツールとして英字新聞を使う場合、意外と大きなデメリットです。

スマホの小さい画面では一つの記事を何度もスクロールする必要があるなど、一覧性の低さもデメリットになります。

気軽に見られるのが電子版のメリットですが、「暇なときに見ればいいや」と考えているとだんだん読まなくなり、長続きしないケースもあります。

計画的に使わないと、電子版は長続きしません

 

どちらがいい!ということはなく、それぞれにメリット、デメリットがあります。

紙媒体もオンラインもどちらも扱っている新聞社を選びましょう。

自宅で勉強するときは紙でじっくり、外出先の空き時間に電子版でサクッと英字新聞を読むのがおすすめです。

英語の難易度

使われている英文の難易度は新聞によって様々です。

国内発行の英字新聞には初心者向けに和訳や日本語の解説がついているものがあります。

反面、レベルの高い英語を学びたい方には難易度が低すぎたり、解説や和訳がある分記事の文章量が少なくて物足りないこともあります。

海外発行の英字新聞は、和訳などは掲載していないのはもちろん、使われている英文も難しい傾向があります。

初心者には難しいですが、すでにある程度英語に慣れている人がスキルアップのために読むなら海外発行のほうがいいケースも。

英字新聞の難易度は高すぎても低すぎても効果が薄いので、自分に丁度いい難易度の英字新聞を選ぶことが大切です。

英字新聞の購入方法

英字新聞に興味があっても、購入方法がわからないとどうしようもないですよね。

英字新聞はコンビニや新聞販売店、キオスクなどの駅の売店、本屋などで購入できます。

しかし、単品購入は問題点も多いです。

単品購入の問題点

  • 購入価格が割高
  • いちいち買いに行くのが面倒
  • 扱っていない店舗がある

1部ごとの購入だと料金が割高です。

試しに1部だけ買って読んでみるならそれでもいいですが、継続して読み続けるなら安いほうが良いですよね。

また、毎回買いに行くのは手間がかかり、面倒になって読むのをやめてしまうケースも多いです。

一番の問題は英字新聞を扱っていない店舗が多いことです。

日本語の新聞と比較すると英字新聞は流通量が少なく、店舗によっては取り扱っていません。

 

継続して読み続けるなら、断然「定期購読」をおすすめします。

単品購入よりも安く済みますし、定期的に届けてくれるので手間もかかりません。

周辺に英字新聞を扱う店舗がなくても問題ありません。

定期購読は基本的に各新聞のウェブサイトから申し込めます。

英字新聞の初心者が無料で試すには?

英字新聞が効果的といっても、試すこともなくお金を出すのは嫌という人もいますよね。

そんな方のために、無料で英字新聞を試せる方法をご紹介します。

図書館

図書館に置いてあれば誰でも無料で読めますが、「図書館に英字新聞って置いてあるの?」という疑問がありますよね。

市立規模の図書館だと置いていないこともあります

あっても1紙程度のことが多く、色々な紙面を読み比べるのは難しそうです。

県立規模だと地域によって異なってきますが、大抵は英字新聞が置いてあります

私の地元の県立図書館の収蔵資料をチェックしたところ、所蔵していましたが1紙だけでした。

図書館で英字新聞を読みたい場合、英字新聞を置いているかをホームページの収蔵資料一覧や電話の問い合わせで確認してから行きましょう

デジタル版の記事を閲覧

新聞によってはデジタル版としてウェブ上で記事を閲覧できます。

有料会員や定期購読者のみ閲覧可能という場合がありますが、登録なしでも「トップページだけ」など制限付きで閲覧できるケースも多いです

制限付きなのであくまで「お試し」程度ですが、使われている単語の難しさや扱っている記事の内容をざっくりと把握できます。

気になる英字新聞があったら、デジタル版の記事を閲覧できるかチェックしてみましょう。

試読(お試し読み)を申し込む

新聞社によっては試読を受け付けているので、これを利用すれば無料で紙面が手元に届きます

デジタル版で記事を見るよりも実際の使用感がわかる上に、都合のいい時間に何度でも読み返せます。

英字新聞の購入を本気で検討しているなら、興味ある英字新聞の試読を申し込んでみましょう。

初心者向けの英字新聞って?

一口に英字新聞といっても種類はたくさんあります。

国内発行に限っても読売・朝日といった大手新聞社はもちろん、英字新聞専門の新聞社もあるくらいです。

海外発行まで含めると数え切れないくらいあります。

「どの英字新聞を選べばいいのかわからない」というのが、英字新聞に手を出しにくい理由の1つです。

そこで、初心者向けの英字新聞の選び方をご紹介します。

国内発行の英字新聞

英字新聞に慣れていない方は、海外発行ではなく国内発行の英字新聞を選びましょう

国内発行の英字新聞は国内ニュースを中心に扱っており、記事内容が身近なため頭に入りやすいです。

遠い海外の話題だとどうしてもイメージしにくいので、「読み慣れない英字新聞+理解しにくい内容」という苦行になってしまいます。

 

また、国内発行の英字新聞は英語学習者を意識しているので、語学学習に使うならなおさら国内発行がおすすめです。

英文の記事を日本語解説付きで紹介するなど、英語学習者向けのページを設けている新聞も多く、初心者でもとっつきやすいです。

紙媒体で発行している

英字新聞はウェブ上やアプリで読める電子版と、現物の紙面を読む紙媒体があります。

最近はニュースをオンラインでチェックする方も多く、手軽なので電子版のほうが良さそうに思えますよね。

しかし、英語学習として英字新聞を活用するなら紙媒体をおすすめします。

参考書の重要な部分をマーカーでチェックしたり、メモを書き込むのと同様に、紙媒体の英字新聞には簡単に書き込みができます。

わからない単語に印をつけておいて、後でまとめて調べる使い方もできて、学習に使うなら紙媒体のほうが便利です。

 

また、初めて英字新聞を読む方は、英字新聞を読むのを習慣化させるのが大切。

パソコンやスマホでログインして電子版を読みに行くのは、能動的で最初のうちはかなり億劫です。

次第に面倒くさくなって、スマホを開いても関係ないネットサーフィンをしてしまう……という事になりがちです。

紙媒体だと定期的に自宅に届けられるので、毎日目にすることになります。

現物が目の前にあるというのは、手をつけるハードルがかなり低くなります

 

オンラインはオンラインでスマホでどこでも読める、新聞社によっては読み上げサービスでリスニング力も鍛えられるなど、メリットがあります。

紙媒体、オンライン両方で配信している新聞を選び、うまく併用しましょう

オススメ英字新聞6選

The Japan News

読売新聞

The Japan News

月額3,665円(税込)

The Japan Newsの特徴

  • 習慣づけしやすい日刊紙
  • 国内記事、海外記事のバランスがいい
  • 読売新聞購読者は同じ記事を日本語と英語で読み比べできる
  • 英語学習者向けのコーナーあり
  • 高校生レベルの英語で読める
  • 比較的リーズナブル
新聞名

The Japan News

発行頻度

日刊

料金

月額3665円

発行元

読売新聞東京本社、読売新聞大阪本社

公式サイト

https://japannews.yomiuri.co.jp/

読売新聞社が発行している英字新聞です。

国内発行の英字新聞は英語学習者向けのものが多く、教材として優秀でも純粋にニュースを知りたい場合はイマイチな場合があります。

The Japan Newsはどちらかと言えば在日外国人向けで、日本語の解説や和訳はかなり少ないです。

読売新聞に掲載された記事の翻訳、英字新聞武器者のオリジナル記事、提携先の海外紙からの引用記事などが掲載されています。

発行元が読売新聞なので国内ニュースがメイン、日本人目線と行った特徴があり、日本のニュースを英語で読みたい場合は一番オススメできます。

 

曜日によって異なる特集では「食」「観光」「ポップカルチャー」などを紹介しており、時事ニュースだけでなく日本の文化を知りたいという外国人の需要にも答えています。

 

月額3,665円という価格は英字新聞にしてはかなりリーズナブル。

日刊の英字新聞は月額5,000円以上もザラなので、コスパ最強です。

ウェブ版でも記事を公開しており、定期購読契約者は過去記事も含めて全記事閲覧可能。

電子版と新聞本体をどちらも利用したい方は、The Japan Newsを定期購読するのが無難です。

 

一週間の試読もあるので、検討している方は申し込んでみましょう。

週刊英和新聞Asahi Weekly

週刊英和新聞Asahi Weeklyの特徴

  • 読みやすい週刊紙
  • 日本語の割合が多く、とっつきやすい
  • 記事は初級、中級、上級とレベルで分かれる
  • 英語学習者向けの解説が充実
新聞名

週刊英和新聞Asahi Weekly

発行頻度

週刊(毎週日曜日)

料金

1部250円、定期購読1ヶ月1,016円

発行元

朝日新聞社

ホームページ

http://www.asahi.com/english/weekly/

朝日新聞社が発行する週刊の英字新聞です。

「毎日届くとハードルが高くて続けられないかも」という方は週刊の英字新聞にしてみましょう。

 

「英和新聞」というだけあって朝日ウィークリーは英語学習者をかなり意識していて、日本語注釈、対訳がついているので初心者でも問題なく読めます

使われている英語の難易度は初級、中級、上級と記事ごとに分かれているので、自分のレベルと相談して記事を読み勧めましょう。

 

日本語の注釈や解説、イラスト、写真等を多用しているので読みやすい一方、読み応えはあまり感じません。

英語の長文を読み込んでリーディング力を鍛えたい方はかえって解説が邪魔になるかも。

英字新聞初心者というより、英語初心者向けの英字新聞です。

 

記事内容は週刊ということで1週間の主要なニュースがまとめられています。

どうしても最新ニュースとはタイムラグがあるので、時事ニュースを得る手段は別に用意しておきましょう。

政治や経済など主要な話題以外にも、映画や芸能ニュース、カルチャーの話題、名物コラム「天声人語」などを掲載しています。

お固いニュースだけじゃないのは、とっかかりやすいですよね。

 

公式サイトでは音声コンテンツも配信しているので、リーディングだけでなくリスニングも鍛えられます。

The Japan Times

新聞名

The Japan Times

発行頻度

日刊

料金

月額5660円

発行元

The Japan Times

公式サイト

https://www.japantimes.co.jp/

国内発行の日刊英字新聞です。

国内ニュースを英語で知りたい方はThe Japan NewsかThe Japan Timesの二択で考えていいでしょう。

読売新聞が発行しているThe Japan Newsと違い、ジャパンタイムズは日本語の新聞を発行しておらず、英字新聞のみ発行しています。

語学学習者向けの側面もあるThe Japan Newsと違って完全に在日外国人向けで、紙面に日本語は一切出てきません。

 

The Japan Timesは国内で編集・発行していますが、海外で編集・発行しているThe New York Timesと業務提携しています

自宅に届く紙面は2紙混合とも言える内容で、海外のニュースもバッチリ掲載されているので、国内ニュースを知りつつ海外のニュースも手厚くチェックしたい方にオススメです。

 

価格は5,660円と、ジャパン・ニューズに比べるとやや高額ですが、日刊英字新聞の平均を考えれば相場の範囲内です。

国内外両方の目線で記事を読める2紙混合のメリットを考えれば、むしろ安い部類。

電子版も公開しており、定期購読者は全ての記事を閲覧可能。

電子版単体だと無料で月10記事、ライトプラン(月額900円)で月80記事、デジタルプラン(月額3,000円)で記事読み放題になります。

 

The Japan Timesは、1週間の無料試読を受け付けています。

気になる方は試読をしてみるとイメージをつかみやすくなります。

Nikkei Asia

新聞名

Nikkei Asia

発行頻度

週刊

料金

月額3,900円

発行元

日本経済新聞

公式サイト

https://asia.nikkei.com/

幅広い話題を扱う他紙に比べて、特化型なのがNikkei Asia。

アジア各国・地域の経済、制作、企業動向、科学技術などを掲載した英字新聞です。

世界中の記事ではなくアジアのニュース、それも経済系の記事オンリーなので需要は絞られますが、その分内容は濃くなっています。

国内で仕事をするビジネスマンなら知っておきたい情報、知っておくと仕事に活かせる情報を確実に得られます。

世界中色々な地域のニュースを知りたい、ビジネス系だけでなく幅広い記事を読みたい方には向きません。

 

刊行ペースは週刊

毎日新聞を読む時間は確保できないけど、週末などにまとめて情報をチェックしたい方にオススメです。

The Wall Street Journal

新聞名

The Wall Street Journal

発行頻度

日刊(週5回)

料金

年間120,000円

発行元

ダウ・ジョーンズ社

公式サイト

https://www.wsj.com/

The Wall Street Journalはアメリカで発行されている経済紙です。

世界最大の経済新聞として、アメリカを中心に世界中の経済活動や金融に関するニュースを掲載しています。

スポーツや生活など一般的な記事も掲載されてはいますが、主に海外の信頼できる最新ビジネス情報をチェックする必要のある人など、ビジネスマン向けの新聞です。

掲載されている記事はすべて署名記事で信頼性が高く、「世界で最も大きな影響力を持つメディア」の一つと言われています。

 

ネックなのは価格で、海外発行の英字新聞はどうしても高くなってしまいがちです。

年間120,000円の一括前払いを、いきなり支払うのは躊躇してしまいますよね。

The Wall Street JournalはWeb版も公開しており、一部記事は無料で閲覧できます。

まずは記事に目を通してみて、有用そうなら購読してみましょう。

 

5日間の試し読みもできるので、購読する前に一度試読してみましょう。

TIME

新聞名

TIME

発行頻度

週刊

料金

年間19,500円

発行元

TIME USA、LLC

公式サイト

https://time.com/

TIMEは厳密には新聞ではなく週刊ニュース誌ですが、英字でニュースを知る手段として優秀なのでご紹介します。

アメリカで発行されている英文週刊ニュース誌で、政治、経済、エンタメ、娯楽など様々な情報を網羅しています。

1923年創刊と歴史が古く、権威あるニュース誌ということで信頼できる内容です。

日本では入手しにくい海外のホットな話題をしっかりキャッチできます。

日本で報道されるニュースとの視点の違いも実感できると、グローバルな視点を持った日本人からも好評です。

 

単品購入で一冊1,100円という値段は結構お高いですが、定期購入だと年間19,500円、一冊辺り375円まで割り引かれるので、読み続けるなら断然定期購入がオススメです。

英字新聞を使った英語の学び方のコツ

英字新聞を使った勉強方法と言っても、勉強する目的によって効率良い方法が変わってきます。

目的別の勉強方法をご紹介する前に、どんな目的の英語勉強でも共通して言えるコツを見ていきましょう。

毎日読んで英語に慣れる

英語学習の第一歩は、とにかく英語に慣れること。

英語初級者は、毎日一記事でもいいので目を通すようにして、英語に触れる習慣を作りましょう。

好きな分野の記事を読むだけでも、1年も続ければ相当な量になります。

また、英字新聞を読み続けるコツは完璧主義になりすぎないことです。

記事内容を完璧に理解しようとするとかなり集中して精読する必要があります。

とりあえず7~8割くらい理解できてればOKくらいの気持ちで、とにかく毎日読む習慣をつけましょう。

普段から英語に慣れているだけで、英語力向上の効率がグンと上がります。

辞書はなるべく使わない

英字新聞を読んでいるとき、知らない単語が出てくるたびに辞書で調べる方もいますが、これはあまりオススメできません。

第一に、知らない単語が出るたびに辞書をひくのは面倒くさいからです。

そのうち英字新聞を読むのが苦痛になり、挫折してしまうかもしれません。

モチベ維持のためにも辞書を引かずに最後まで読み、どうしてもこの単語の意味が気になるというものだけ辞書を引くようにしましょう。

そしてもう一つの理由が「推測力」を身につけるためです。

日本語で知らない単語が出てきても、文脈や話の流れからなんとなく意味を察せますよね。

知らない言葉が出てくるたびに辞書を引くより、知らない言葉の意味を推測する癖をつけたほうが、実践的な英語が身につきます。

ある程度英語に慣れている人なら、辞書を使う場合も英和辞典ではなく英英辞典を活用しましょう

英和辞典は英単語の意味を日本語で掲載していますが、正確な意味やニュアンスは日本語で説明しきれません。

英英辞典なら英単語の本質的な意味を説明しているので、文脈に合った意味を理解できます。

同じ分野の記事に目を通す

英語に慣れていれば様々な分野の記事に目を通すのもアリですが、慣れていないうちは同じ分野の記事を読むようにしましょう

政治や経済の分野は独特な言葉も多く、最初は読みづらく感じます。

最初のうちは読みやすさ重視で、エンタメなど読みやすい記事から手を付けましょう。

同じ分野の記事には同じ単語が何度も使われていて、英単語が定着しやすいです。

単語が定着して記事を読みやすくなっていれば、自分の成長を感じられてモチベーションが上がります。

記事を読んだ後は内容を書き出す

英字新聞の記事を読んだ後、内容の要約や感想を書き出してみましょう

英語で内容をインプットし、英語でアウトプットすると、要約するための文章理解力、表現するためのライティング力が高まります。

また、英検などでは英語を使った面接試験を行うこともありますよね。

その際、英字新聞に書かれている内容を普段からアウトプットしていると、自然と社会的な内容に関する表現が出てきます。

目的別!英字新聞を使った勉強方法

「英語を勉強したい」といっても、その目的は様々ですよね。

大学受験の英文対策、TOEICでハイスコアを狙いたい、社内公用語で英語を検討しているので今のうちから勉強したい……などなど。

英字新聞は「英語に慣れる」という効果があるのでどんな目的にも有効ですが、細かい勉強方法は変わってきます。

主な目的ごとに、英字新聞を使った英語の勉強方法をご紹介します。

大学受験の試験問題対策

高校生は教科書を始めとする英語教材で英語を読んでいますが、大学入試レベルの英語力を身につけるには英文の量が足りません

興味のある記事だけでもいいので、定期的に英語を読む習慣をつけましょう。

一つの記事をじっくり読む「精読」も効果がありますが、英文に触れる機会が少ない高校生にオススメなのは、大まかに理解して量を読む「多読」です

多読のメリットは大きく2つあります。

1つは英語の理解力の向上。

英文を素早く理解、解釈するには、英文を読んで理解する訓練を何度も行う必要があります。

多読することで脳が英語に慣れて、理解力の向上が見込めます。

2つ目は多くの英語表現に触れられることです。

リーディングなら見たことない表現でも前後の文章からなんとなく意味がわかったりしますが、ライティングではどこかで見たり聞いたりした表現しか使えません

たくさんの英語に触れないと表現力、ライティング力は伸びません。

高校生が伸び悩みがちな表現力を鍛えるには、英字新聞の多読がぴったりです。

余裕があれば記事の英文をノートに書き写すと、さらに表現力の向上が期待できます。

 

国内の大手新聞社が発行している英字新聞は読売新聞社発行の「The Japan News」と朝日新聞社発行の「Asahi Weekly」の2紙。

大学受験に向いているのは読売新聞が発行している「The Japan News」です。

「The Japan News」の記事は大学受験の問題に採用されることが多く、2018年度77件、2017年度89件、2016年度118件と、頻繁に出題されています。

実際に記事の内容が出題されるくらいなので難易度は大学受験対策にちょうどよく、平均的な高校生なら問題なく読めます。

週刊の「Asahi Weekly」に比べて、「The Japan News」は日刊なので、英文を読む習慣づけにも向いています。

 

詳しい比較はこちらの記事をご参考にしてください。

TOEIC対策

TOEICを受けたことがある人には、「時間が足りない!ノーマークで提出するくらいなら適当にマークシートを埋めよう」と、問題を読まずに塗り絵状態になってしまう人もいるんじゃないでしょうか。

TOEICは一つの文を何度も読み返して理解するペースだと、最後までたどり着かないように設計されています。

後半に簡単に解ける問題があるかもしれず、最後まで問題に取り組めるだけでスコアアップが期待できます。

つまり、「速読力」を鍛えること。これが一番のTOEIC対策です。

速読力を鍛えるには、まず多くの英文を読むことです。

脳が英語に慣れていると、素早く意味を理解できます。

他に速読力を鍛える方法は「音読」があります

英文を読むのが遅い人は「英文を読む→日本語に訳す→意味を理解する」というステップを踏んでいますが、速読するなら「英文を読む→意味を理解する」と、英語のまま意味がわかるようになる必要があります。

音読していると日本語に訳す暇がなく、英語を日本語に置き換える癖を治すのに有効です。

音読する場合は初見の英文ではなく、一度理解した英文で取り組んだほうが効果が高くなります。

「音読」と同様に「リスニング」もいちいち日本語に訳す暇がなく、英語のまま意味を理解する訓練になります。

英字新聞でTOEIC対策を考えているなら、webコンテンツでリスニング出来る英字新聞がオススメです。

仕事や社内公用語のために英語を学びたい

仕事で英語を使う機会が多いビジネスパーソンなど、仕事のために英語力を鍛えたい方にも英字新聞がおすすめです。

英字新聞は英語で書かれているとは言え、内容は最新ニュースを掲載する情報メディア。

時事英語やビジネス用語でよく使われる表現を学ぶにはうってつけです

最新の話題をチェックしたいので、週刊紙より日刊紙のほうがビジネス用に向いています。

英語で会話する機会がある場合は、リスニング用に音声読み上げサービスもある英字新聞を選びましょう。

ビジネス上の会話では「雑談力」も必要になってきます。

英語でのプレゼンテーションはできても、自由な会話だとなかなか英語で話せない人が多いです。

雑談力向上にも英字新聞が有効で、新聞は政治経済以外にも社会問題、スポーツ、エンタメなど様々なニュースを掲載しています。

仕事の一部で英語を使うだけなら英字の経済新聞などでも問題ありませんが、社内公用語が英語の会社など、英語で雑談できるようになるなら特定の分野に特化していない新聞がオススメです。

まとめ

英字新聞は英語学習に最適なツール。

読み始めればすぐに英語力がアップする、なんてことはありませんが、続ければ確実に英語力が伸びていきます。

そのためにも、まずは無理せずに続けられる範囲で英字新聞を読んでみましょう。

英語勉強の目的が明確なら、それに合わせた勉強方法や紙面選びが大切です。

目的に合った紙面で、メリットを意識して英字新聞を存分に活用しましょう。

この記事を書いた人

コラム作成チーム

がってん!編集部

「必要な情報がギュッとつまったサイトがあれば便利だろうな」 そんな考えから「がってん!」は生まれました。 「がってん!」に触れた、みんなが納得して「合点(がってん)がいく」ことが私たちの願いです。